寒い冬からだんだん暖かくなっていく春。
ファッションも冬から春に変わっていきます。
重ね着と防寒のことが第一の考え方から抜け出して、身軽なファッションになっていける季節です。
重ね着で枚数が多かったり、生地の厚いものを使ったりしていたのが、もうその必要が無くなります。
春ファッションでは、生地が薄くて動きやすく、また枚数も減らすことができるのです。
一方、春という季節は、冬との境目・夏との境目が非常にわかり難い季節でもあります。
春の初めは、朝や夜の冷え込みは大変厳しいものです。
しかし、朝日の日差しはきつくて、さらに昼間はすごく暖かいこともあります。
夏が近づくと、朝の冷え込みは弱まりますが、昼間の暑さは夏のようになります。
このように、一日の中でも気温の変化が激しいので、ファッションをその変化に対応させるのはちょっと大変で悩ましいですね。
しかし、このことを楽しむ余裕ができれば、春ファッションを楽しむことができます。
スプリングコートは、春を代表するファッションアイテムです。
薄めの生地で、着やすいのが特徴のスプリングコートは、さっと羽織るイメージです。
色も明るめのものが合っていて、明るいピンクやブルーやグリーンなどの原色系も似合います。
ポイントは、明るい色であること。軽やかなイメージの春ファッションには明るい色の方が似合います。
スプリングコートの生地感は、ちょっと薄目だったり軽い着心地のものが好まれます。
また、機能として撥水加工のものも好まれます。
春ファッションは、雨や湿っぽい雪のことも考えたいですから、撥水加工があると便利です。
特にコートだからというのもありますが、雨を吸い込んでしまうよりは弾いてくれる方がうれしいです。
梅雨の季節のレインコートとはちょっと違いますが、機能としては似た様な機能が欲しいですね。
ただ注意したいのは、レインコートのようにならないことです。
生地感に注意して選びたいですね。
スプリングコートが春のコート選びのポイントですが、スプリングコートとは薄い生地のコートの総称なので、実際には「スプリングコート」という言葉にこだわる必要はありません。
春用のコートでも、スプリングコートという名称が付いているとは限りませんから、デザインや生地感を見て判断するしかありません。
無難なのは、明るい色のトレンチコートタイプのものを選ぶことです。
もちろん、撥水加工のものです。
トレンチコートは、羽織って着てもけっこうイケるので、春にはぴったりですから。
コートが春ファッションのメインアイテムだとすると、サブのアイテムも気になります。
ファッションにはメリハリが必要なので、コートを明るくすると何かで明るさを押さえて締めたいところです。
でも、春ファッションに限っては、全体が明るいままでも気にしなくていいと思います。
それでも色を押さえるなら、ボトムスです。
特にパンツは明るい色だと脚が太く見える可能性が高いので、色を押さえた方がいいですね。
色を押さえる代わりに、薄い生地感やプリントや刺しゅうなどで、春らしさを加えることがおすすめです。
ショート丈のものが好みの人は、色も生地感もあまり気にすることはありません。
明るいパンツとブラック系のストッキングの組み合わせなどのスタンダードのものでも、他のアイテムとのコーディネートで春ファッションらしくなります。
スカートも色を押さえる必要はありませんが、プリーツなどで軽やかさのあるものの方が春ファッションには似合います。
タイトな感じのスカートは、表面の生地がのっぺりとしているので軽やかさがありません。
トーンを落とすと、暗い感じになってしまうので、暗くなりすぎない程度のバランス感覚が必要になります。
やっぱり、春ファッションらしさはプリーツスカートやフレアースカートが一番ですね。
春ファッションとしてのボトムスのアイテムに、ブーツがあります。
ブーツは季節性のあるファッションアイテムなのですが、秋から使えるので使用できる期間が長いものです。
それだけに、季節感を表現したいものですね。
特に寒い季節のものというイメージもあるので、その代表の「冬」をイメージさせてしまいます。
春のブーツは、やっぱり「春」をイメージさせるものの方がふさわしいです。
具体的には、やっぱり明るい色ということになります。
これはコートと同じですね。
ブーツの生地感というと、表面の質感はあまり特徴を出せませんが、ボアやファーの無いもの、取り外せるものが、春ファッションらしいですね。
気温との兼ね合いもありますが、軽やかさのある足元をイメージさせると春らしくなります。
全体的には、明るい感じのコーディネートにすると春ファッションらしくなります。
特にトップスはインもアウトも明るい色でまとめるのがコツになります。
さらに上のファッションを目指すなら、明るい色同士でもメリハリを付けるようにすれば素敵になれます。
ワンポイントの色と、それを引き立たせる色を、バランス良く使うことです。
そうすることで、魅力のある春ファッションができあがります。